ショパンの美学は古典派にあった
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<ショパンに影響を与えたのはバッハとモーツアルト>
具体的に音楽に於けるロマン派とは、ベートーヴェンの最晩年、またパガニーニ、ウェーバー、ロッシーニ、シューベルトあたりからマーラーまでの作曲家たちを指す場合が多く、19世紀から20世紀を跨ぐ頃までという認識となる。
古典派ではソナタ形式が主流だった。18世紀後半に基本が確立したソナタ形式は、整然とした形式美を有していた。大まかに、2つの主題が主張を持って対立し、歩み寄り、それが緊張と弛緩をもたらす。
さらにショパンを語る時、大切な要素がある。それは標題についてである。ショパンは自作ににタイトルをつけなかった。というより、標題をつけることを嫌った。今日、一般に親しまれている、エチュード「革命」、「木枯らし」、「黒鍵」、ポロネーズ「英雄」、プレリュード「雨だれ」などは、後年、愛称として広まったり、出版社が付けたりしたものであり、ショパンのネーミングではない。「別れの曲」などは、日本で生まれたタイトルだ。昭和の時代、ショパンの伝記映画「別れの曲」が公開された。映画は大ヒット、主題曲に使われた「エチュードop.10-3」も人気を呼び、それから「別れの曲」という呼称が一般化されてしまったのである。
ショパンが弟子を指導する時に、常に注意しなければならないとしたことは、正確なリズムである。必ずイン・テンポで演奏し、リズムに少しでも間延びや歪が出来ることを嫌った。弟子のミクリによると、それは頑固一徹なほどで、いつもメトロノームがピアノの上に置かれていた。具体的には、伴奏部を一糸乱れぬ正確さでテンポを維持し、もう片方でタイミングのずれないルバートや適切なリタルダンドを施したのだという。ともすれば両手ともに動いてしまうのが人間であるから、弟子は常に緊張を強いられた。
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