ショパンの孤独と最後の傑作

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 1846年の夏はノアンのサンド家には来客が多かった。しかし、ショパンは、彼らとの交際を避け、一人自分の部屋にいることを好んだ。


 家庭争議がしばしば持ち上がる重苦しい雰囲気で、冷たい目が自分に向けられる状況の中では、作曲に落ち着いて取り組む心境にもなかなかなれなかったが、自分の励まし創作に集中し、音楽に慰めを求めようとした。ショパンは舟歌、幻想ポロネーズ、チェロ・ソナタの完成を目指して仕事に励み、ノクターン作品62とマズルカ作品63の作曲にも精を出した。またワルツ作品64の作曲も始めた。


 舟歌と幻想ポロネーズは、ショパンの全作品のうちでも傑作中の傑作とみなされている。肉体は不治の病に蝕まれて衰弱の一途を辿り、日常生活では家庭内のいざこざに疲れ果て、身も心もすり減らしながら、彼の精神と芸術は稀有の高みに達し、傑作を書き上げていた。作曲技法の上でも精緻を極めた見事なもので、技法、内容とも最高傑作となっている。幻想ポロネーズや生前出版された最後の作品チェロ・ソナタでは、彼が新しい表現手段を求めていたことがわかり、もしショパンが長生きをし創作を続けていたら、この2曲は、一層大胆な飛躍を示す、新しい発展段階を画した最初の作品となっていたであろうと研究家達に指摘されているものである。なお、これら最晩年の作品には、なんとも言えない淋しさがにじみ出ている。

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