結婚に有利なスペック

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 時代変化が結婚観にどれだけ濃い影を落としているのか、佐藤留美は2008年にこんなことを書いている。
 数年前から、「勝ち組」「負け組」「格差社会」「2極化」「下流」「ワーキングプア」といった言葉が、半ば定着しつつあるほどまでに流行し、ロスジェネ男たちは、否が応でも、自分は勝っているのか? 負けているのか? 下流なのか? と自問させられる日々を送ることとなりました。


 「結婚」は勝ち組を証明するステータスとなり、「結婚」は「する・しない」という問題よりは、「出来る・出来ない」という問題で、語られるようになりました。(佐藤留美「結婚難民」2008)


 若いうちに結婚することが「有利」な女性は、不況下でただでさえ限られたカネを目指して熾烈な競争をしなければならない。「不利」な若い男性もまた、カネの大幅な改善が見込めない以上、「不利」を受け入れた上で結婚に向かう他ない。どうして、そこまでして結婚に向かうのか? その一つの理由は、今は結婚「できる」かどうかがスペックの証明になっているからなのだ。


 とはいえ、相手が誰でもいいわけではない。それぞれのスペックを測って、それが自分の条件と合うかどうか突き合わせて、結婚相手として適当か診断しようとする。「難しいから、エイヤッでやっちゃえ」とならずに、それだけの合理的計算をしようとするのは、自分の人生をまるでコンサルのようにマネジメントしようという思考・行動様式があるからだ。経営学者の三宅秀道は、昭和から平成にかけて人々の思考様式に大きな変化が生じているのではないかと指摘したことがある。


 端的にいうと、多くの人がマーケティング寄りのマネージャー気取りというか、ビジネス評論家的な物言いになって、モノやサービスそれ自体を見るよりもまず、「市場に仕掛けられた商品」として分析するようになった。(三宅秀道「マネジメント」という言葉の罪」「新潮45」13年12月号)


 三宅に言わせれば、テレビでAKBを見ていても、人々は娯楽に興じるというより「マネジメント」に携わるかのようにそれを講評するようになったというのである。こうした思考・行動様式が各々自身の人生に対しても適用されている。自分自身で自分の適性を見極め、適性の合う仕事を選んで、よりよい人生をマネジメントする、そのために自分自身を商品としてマーケティングする、ないしするべきという姿勢は、現代においては広く受け入れられている。















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