「猫ふんじゃった」はアントン・ルビンシュテインが作曲!?

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 「猫ふんじゃった」は、日本では昭和の初め頃からピアノやオルガンの黒鍵の練習曲として親しまれています。何しろ右手と左手が交差する格好がいい見せ場があるから面白く、世界中の子供たちがこの曲を弾いて遊んでいます。正式な楽譜はないのに、それでいて、見て、聞いて、真似て、次から次へと伝えられてゆくという不思議なパワーを持っている曲です。ピアノを弾いて遊んでいるのを側で聞いていたガキ大将が、🎵ネコ死んじゃった・・・とメロディに合わせてはやしたて、これがルーツで冒頭のメロディのところだけに言葉がついて歌われ出しました。100年ほど前にロシアで作られたらしいという風評はありましたが、本当に誰が? いつ? どこで作ったのでしょうかと、かねがね疑問になっていました。大阪樟蔭女子大学の桶谷弘美氏は「ロシアのピアニスト、作曲家で音楽教育家でもあったアントン・ルビンシュテインが作曲したと推定される」と言っています。その論拠として、ルビンシュテインがコンサート・ツアーをして歩いたロシア、北欧、中央ヨーロッパ、アメリカで、この曲が拡がっているからと強調しました。

 NHK総合テレビが各国の大使館に電話して「このメロディ知ってる?」と問い合わせた結果、次のように国によって曲名の呼び方が違っていました。

 日本と同じ猫になっている国。

 韓国=猫の踊り、フィンランド=猫のポルカ、ルーマニア=黒猫のダンス。

 シベリアンハスキーが優雅に踊る感じをイメージしているのでしょうか、本場のロシア=犬のワルツ、チリ=イヌのポルカ。

 ドイツ、ベルギー、オーストリア、ルクセンブルク=蚤のワルツ、オランダ=蚤のマーチ。

 アメリカ、イギリス、南アフリカ=箸。

 フランス=カツレツ、スイス=カツレツ・ワルツ。

 ハンガリー=ロバのマーチ、ユーゴスラビア=黒のメロディ、スペイン=チョコレート、デンマーク=王女の足、キューバ=3匹のアヒル、と呼び方はバラバラ、意外なものもあって興味深いです。

 ドイツに残っている楽譜、「FLOH WALZE」で羽田健太郎が演奏しましたが、日本で耳馴染んでいるものと若干メロディや構成が異なります。しかし、紛れもなく同一曲でした。でも終結部に入るとテンポが急に早くなって、全然、別の曲に聞こえるのである。

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