ここに気をつければ、もっと気軽に「ひと肌」脱いでくれる
男性にものを頼むには4つの秘策がある。(1)タイミングを選ぶこと (2)命令するような態度・口調で頼まない (3)用件は短く (4)そしてわかりやすく である。
1.タイミングを選ぶこと
進んでやろうとしていることに対して、わざわざ請求しないように気をつけよう。たとえば、もし彼がゴミを出そうとしている時に、あなたから「ねえ、悪いけどゴミを捨ててきてくださらない?」などと頼まれれば、どんなに丁寧な言い方をされてもカチンとくるだろう。せっかくやろうとしているのに、そんなことをしてくれるわけがないと決めつけられ、命令されているような気になってしまう。このようにタイミングは重要である。また、彼が何かに熱中している時は、あなたの頼みにすぐ応えてくれることを期待してはならない。
2.命令するような態度・口調で頼まない。頼み事は決して命令ではない。
もし、あなたが憤りやいらだちを込め、高飛車な命令口調で相手に何かを頼んだら、たとえどんなに注意深く言葉を選んでも、彼はおそらく「NO」と答えるだろう。
3.用件は短く。説明が長いほど抵抗感が増す。
彼がなぜあなたを助けなければならないのか、その理由をいくつもクドクドと並べ立てないようにすること。彼には、いちいち確認する必要がないと心得ておくべきである。
あなたの説明が長くなればなるほど、彼は抵抗感を募らせていく。あなたの説明が長くなればなるほど、彼は抵抗感を募らせていく。あなたの頼みを正当化するための長い説明は、彼に、あなたから少しも信頼されていないのだという気持ちを起こさせてしまう。そうなれば、彼はちっとも一生懸命になってくれず、いい加減にお茶を濁す程度のことしかしてくれないだろう。
あなたが精神的パニックに陥っている時に、彼からなぜ、そうなってはいけないのかという理由や説明をクドクドされるのが嫌なように、彼もまた、あなたからなぜ自分の要求を叶えなければならないかを説明されるのを嫌うのである。
女性は、良かれと思って自分の要求を正当化する理由を長々と並べ立てようとする。彼女たちは、そうすることで自分の要求がいかに正当なものであるかを、彼が理解して快く手助けしてくれるだろうと考えている。
だが、それに対して男性は「だから、あなたは絶対に実行しなくてはならないのよ」と無理強いされているように解釈してしまうのである。説明リストの数が多くなればなるほど、彼の抵抗はなおいっそう強くなる。
彼のほうから「どうして僕がやらなきゃいけないんだい?」と聞かれた時だけ、あなたは説明してあげればいい。その際にも、できるだけ手短に説明するように心がけること。無条件に彼を信頼していることを伝えよう。
4.わかりやすく、変に回りくどい言い方は避ける。
女性は、彼に助けて欲しい時、自分が抱えている問題については話すが、結局何をしてほしいというような言い方をしないことが多い。彼女は、それだけで彼が自発的に支援を申し出てきてくれるはずだと思い込み、直接的に頼むことを怠るのである。
間接的な要求は、暗に相手に対して自分の要望を伝えることができるが、変に回りくどくて男性につまらない邪推をされたりする。時々は間接的な言い方をすることもかまわない。だが、それが頻繁に何度も繰り返されると彼は抵抗感を募らせ、何もしてあげる気がなくなってしまうのである。
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