ピアノの発明

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 クラシック音楽で使われる楽器は無数にあるが、最も演奏会が多いのはピアノのコンサートだろう。楽器も日々改良がなされており、現在のピアノに近くなったのが、古典派からロマン派に移行する時期にあたる。

 「ピアノ」と「オルガン」は、同じような鍵盤があり、鍵盤を叩いて音が出るので似ているが、音の出る原理は根本的に異なる。

 ピアノは鍵を押すと、それに連動したハンマーが対応する弦を叩いて音が出る。広義の打楽器とも言える。音の強弱は鍵盤を叩く時の力でコントロールする。強く叩けば大きな音になる。そして、その音は時間と共に減衰していく。叩いた瞬間が一番大きな音となる。

 オルガンは鍵を押すと、連動したパイプに加圧した空気を送ることで音が出る。つまり広義の管楽器だ。音の強弱を微細にコントロールするのは難しいが、安定して持続する音を出せる。このように原理が違うので、当然、音色も異なる。

 オルガンは教会にあり、宗教音楽では欠かせないが、一般のコンサートでは滅多に使われない。

 ピアノに似ているもう一つの鍵盤楽器がチェンバロだ。これはドイツ語で、フランス語だとクラヴサン、イタリア語だとクラヴィチェンバロ、英語だとハープシコードという。1397年に書かれた書物にチェンバロのことが載っているというので、少なくともそれよりも前から、つまり600年以上の歴史を持つ。ピアノはハンマーで弦を叩いて音を出すが、チェンバロは鍵を押すと連動した爪で弦を弾いて振動させて音を出す。これを「撥弦楽器」という。つまりギターや琴に原理は似ている。弱点は音の強弱をつけられないことだった。

 そこで弦を叩くピアノが考案されると、衰退してしまう。だが今でもチェンバロの音を好む人が多いので、完全になくなった訳ではない。

 ピアノの発明は1700年前後とされる。ここで語源の確認をすると、「ピアノ」は音楽用語、つまりイタリア語で「弱く」という意味だ。反対の「強く」が「フォルテ」である。最初期のピアノは、イアリアでは「優しく、また大きく鳴るチェンバロ」と呼ばれていた。つまり、「強弱の出せるチェンバロ」である。それが省略されて、「ピアノ・フォルテ」とか「フォルテ・ピアノ」となって、さらに「ピアノ」となる。日本人は「ピアノ」という言葉を、あの楽器以外には使わないので違和感がないが、イタリア人にとっては「ピアノ」というのは日常会話でも使う「弱く」という言葉。「今日は「弱く」のお稽古があるの」という感じで使っていることになる。

 19世紀半ばに、ピアノは劇的に改良されたので、それ以降のもの(現在のもの)は「モダン・ピアノ」と呼ばれ、それ以前のものは「フォルテ・ピアノ」あるいは「ピアノ・フォルテ」と呼ぶようになったが、現在は「モダン・ピアノ」というのは何か特別に昔のものと区別しなければならない時くらいだ。

 ピアノはまず、18世紀後半のウィーンで改良が進み、その時代に登場したのがモーツァルトだった。だからモーツァルトによってピアノ・ソナタやピアノ協奏曲が発展し、ベートーヴェンがさらに次の段階へ深めた。

 次の転換点が19世紀の1830年戦後で、今度はパリのメーカーが中心となった。当時のパリには、エラールとプレイエルという2大メーカーがあり、リストがエラール、ショパンがプレイエルと専属契約のようなものを結んだ。スポーツ選手が運動具メーカーと契約するようなものだ。

 メーカーの技術革新と、音楽家・演奏家の芸術的欲求とがリンクし、ピアノとピアノ音楽は発展したのだ。

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